イヤホン型バイノーラルマイクをダミーヘッドマイク化してみよう!

・イヤホン型バイノーラルマイクを使いこなす

LisPonで、バイノーラル録音をされる方の多くは、
Lifelike Scenes 3D録音ヘッドセット(上海問屋、ドスパラで売られている、lightning接続のバイノーラルマイク)や、Roland CS-10EM などのイヤホン型バイノーラルマイクを使われている方が多いようです。

自分の頭にとりつけて、リアルヘッド録音するならそのままで良いのですが、
自分の声を録りたい場合などには、3Dioのような簡易のダミーヘッドマイクとは違い、ダミーヘッド部分を自分で用意しなくてはなりません。

発泡スチロールやダンボールなどでダミーヘッドを作られる方もいますが、伝わってくる音や頭部に触れる音をよりリアルに収録するには、より実際の頭部に近いものをダミーヘッドにする必要があります。

・ダミーヘッド素材を見つける

できるだけ安価に手間をかけずにと考えると、美容師や、マッサージ師の練習用の頭部模型を探すことになりますが、硬い素材のモノや、柔らかいモノでも顔の前面半分だけのものも多くあるので注意です。

今回は、安価で簡単に手に入るモノの中で、柔らかくマットな肌触りで、後頭部までしっかりある頭部模型を探してきました!
右の頭部模型です!(目がちょっと怖い?慣れれば可愛いかも?)

耳はやや小型ですが再現度的には悪くない部類だと思います。
柔らかさと、肌触りはかなり優秀です、左の自作ダミーヘッドマイクより良く感じます。
それが、現時点で2000円以下で購入できます。

こちら(Amazon)を今回買いましたが、商品情報をよく見て自分で判断して買ってくださいね。

※左は自作のダミーヘッドマイクで、デコルテまであるマッサージ練習用マネキンに鍼灸練習用の模擬皮膚の耳を取り付けたものです。これは、マイク以外のダミーヘッド部分だけで2万円以上かかると思います。

・ダミーヘッドを作る。

①外耳道出口付近に印を付け、キリなどでマイクが留まるように穴や切り込みを開ける。(イヤホンやヘッドホンのドライバの付近にマイクが来るように)

②イヤーピースは外して(ダミーヘッド内部に残ってしまわないように)、ダミーヘッドの耳にイヤホン型バイノーラルマイクを取り付ける。

③完成!(ウィッグなどを用いることでポップガードの代わりになり、屋外録音や耳元での声収録の時の、吹かれ対策になる。)

このような音が録れます!(マイクはAdphox BME-200)

みなさんも試行錯誤してみて、より良い音を目指してください!

2件のコメント

  1. おおおおお!
    本格的なDIY!!!
    これはDIYを微かにやる俺には楽しそうでならない!
    そしてためになりますなぁ
    ( *˙ω˙*)و グッ!

    今回も楽しく勉強出来ました!!
    次回も楽しみにしてます!!

  2. ダミーのそのお顔、購入しようかな…
    まだ、設置の仕方がわかっていないので調べてチャレンジしてみます!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)