・ASMRの歴史
ここでは、ASMRの歴史について触れてみたいと思います。
ASMRという言葉の意味は以前の記事で触れましたが、ASMRという言葉はどこから生まれたのでしょうか?
2007年には海外のネット掲示板にて「なぜだか心地よい不思議な現象」について議論され始め、名称についても様々な提案がされました。
2010年2月、ニューヨーク州在住のとある女性が、利用しているSNS上で、この現象ことを「ASMR」と名づけたことから定着し始めました。
2013~14年のあたりから、日本でもASMR作品が知られるようになっていきます。
そして、現在では世界中に、ASMRのトリガーをネット上に投稿する、ASMRtist(ASMRアーティスト)と呼ばれる人たちが現れています。
・ASMR作品の分析
2017年7月にYouTubeの「ASMR」動画について簡単に分析をしてみました。
まず「ASMR」と検索して再生数順にソート
それぞれの動画を、投稿日時・音声内容・映像内容・性別(動画内ではっきりしている場合)・バイノーラル録音かそれ以外か・再生時間・動画URLで表を作る。
※動画中に音素材の変更がある場合はそこで別作品として区切る。 pic.twitter.com/c1mLRvFP6c— あしもす@音響サークル SINFONIANS (@sym924) 2017年7月22日
50作品突破したあたりの結果です。
・こする音が圧倒的に多い、続いて、囁き・タッピング
・再生数上位作品には女性が多くを占めている
・バイノーラルと非バイノーラルの割合は、3:2くらい pic.twitter.com/dOb72K4G18— あしもす@音響サークル SINFONIANS (@sym924) 2017年7月22日